寺村さん｜株式会社菰下鎔断

INTERVIEW
社員インタビュー

本社生産部: 寺村さん 2013年新卒⼊社

頑固と言われることもありますが、妥協せず考え抜くことには自信があります。

現在の仕事: 切断データを作成しています。お客様からいただいた設計図をもとに部品をバラし効率的に組み合わせ、少ない材料で歩留まりよく製品を切り出せるように割り付けます（ネスティング）。
また、熱による変形などを考慮して設計図を変更します。

Q.1菰下鎔断を知ったきっかけや
入社の決め手について教えてください

就職活動に行き詰まっていたとき、家族の勧めで参加した会社説明会が菰下鎔断でした。特に業種は決めていませんでしたが、CADを使っての作業という仕事内容を聞いて、「自分にもできるし、挑戦してみたい」と思えたことが入社の決め手になりました。

Q.2仕事のやりがいやこだわり、
チャンスだと思った瞬間について教えてください

設計の仕事はセンスが必要と言われています。板取り（ネスティング）はまるでパズルのような作業で、最初から上手にこなせる人もいれば、経験を重ねることで上達する人もいます。私は後者で、試行錯誤を重ねながら技術を磨いてきました。パズルがうまくはまって、歩留まりの良いネスティングができたときは、最高の達成感を味わえます。

Q.3仕事をする中で、苦労する瞬間やピンチに感じたこと、大変なことについて教えてください

「鉄は生き物」とも言われているように、同じ作業工程を踏んでも、必ずしも同じ結果になるとは限りません。前回と全く同じ条件で加工しても、異なる形に変形することは珍しくなく、設計担当としては常に試行錯誤を求められます。
想定外の結果が生じたときこそ、その原因を突き止め、改善策を見出すことが重要です。これからも経験を積み重ね、より精度の高い設計を追求していきたいと考えています。

Q.4入社後、成長したと思うことを教えてください

過去の経験、特に失敗したことから得た学びを次の機会に活かせるようになったことが、自分の成長だと感じています。毎日が勉強で、トライ＆エラーを重ねる中で、失敗が着実に減ってきていることを実感しています。

Q.5菰下鎔断の魅力や会社の雰囲気について
教えてください

堅苦しすぎず、かといって緩すぎることもなく、ちょうど良い雰囲気の職場です。設計部門のメンバーは工場に比べて平均年齢がやや高めで、自分は若手の部類に入ります。それでも、先輩後輩の関係がガチガチに固まっているのではなく、後輩からも先輩に意見を言いやすい、風通しの良い職場環境が整っています。

Q.6今後の目標やキャリアプランについて
教えてください

設計は、経験を活かしながら成長できる仕事だと実感しています。これからも設計の技術を深め、スキルを磨きながら、より高いレベルの設計に挑戦していきたいです。
最終的には、設計の力を最大限に発揮し、会社の更なる利益追求にも貢献していきたいと考えています。

Q.7どんな人がこの会社に向いていますか
（どんな人と一緒に働きたいですか）

工場勤務は肉体的にハードなイメージがあり、苦手意識を持つ人もいるかもしれません。しかし、そうした先入観を取り払えば、誰もが活躍できる環境が整っていると感じています。

Q.8就職活動中の皆さんに一言お願いします

私自身、就職活動にはあまり積極的になれず、ギリギリまで就職先が決まりませんでした。振り返ると、もっと早くから真剣に取り組めばよかったと感じています。
だからこそ、これから就活を迎える皆さんには、常に前向きな姿勢で取り組んでほしいと思います。努力を続ければ、必ず納得のいく結果を手にすることができるはずです。